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aとものさし

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ひさしぶりに「わたしの独り言」ブログを書こうと思う案件があったから残しておきます。

というのも、振り替える事5~6年前くらいかな?当時エメちゃんの英会話の生徒さんで中学校3年生の女の子がわたしに「ねー聞いてー!」ってお話してくれためちゃめちゃなにそれ?って思ったことがあったの。
それは英語のテストで「a」の書き方に少し癖があって「u」に見えるから、「a」が入っている回答すべて×になったって。

まぁ言えばこういうことね↑
それを聞いてわたし我が子のことじゃないけど、はぁ????ってなって学校に意見してあげようか?って1人メラメラしたことがあったのよね。
これね、もしも小学生の『ABCを書いてみよう!」っていうテストなら納得できる。だって確かにuに見えるから。でも、中3のテスト、しかも確実にこの子はすべてのaの部分をこうやって書いているのだからこの子の癖なだけってわかるじゃん!
これを×にする先生の重きを置く場所のずれと、なんならちょっと意地悪にも思えた(きっとその気はなくとても真面目な先生なんだろうけど)
ちなみにこの間違いを指摘されなかったらその子のテストは100点だったのよ。思い出してもまだむかつく。

そして今日フィオンくんが本来なら残って直しをしないといけなかったけど、持って帰ったプリントを見て同じ感情がよみがえったの。
丸してもらえてない問題③は、答えはあっていたけれど『ものさし』を使っていなかったから丸がもらえず、居残りして直さないといけなかったらしい。

ここでひとつ言っておくと、今のフィオンの先生に不満があるわけではないのが大前提、そしてきっと授業でも、なんなら国としての教育方法として『ものさし』を使うを推奨されているんだろうと思う。(ここはわたしの推測)

が、先に話した『a』をすべて×にしたことと、フィオンの『ものさし』を使わなかったから丸がもらえなかったこと2つに共通して言えることは、『こどもの勉強に対するモチベーションをさげてませんか?』ってこと。
もっと素直なわたしの言葉で言うと『こんなくっそくっだらないことで、いちいちこどもに間違えたっていう負の感情を与えるなよ!』ってやつ。年齢が小さければ小さいほど正解だとうれしい、丸がたくさんあるとうれしい、そういう単純な気持ちってあるじゃん。そういう小さなことで勉強って楽しいって思えたりするじゃん!なのにこんなくだらない(わたしの偏見かもだけど)ことで、「ぼく間違えてた…。 わたし居残りしないといけない…。」ってお勉強楽しくなくなっちゃうじゃん。それって先生は真面目に取り組んでいるんだろうけども、こどもに与える影響はけっこう罪深いと思う。(あくまでもわたしの感想)

トータルで考えた教育でそこって大切なんだろうか?日本人の基礎学力の高さはとっても素晴らしいと思う、だから今までやってきたことを否定するわけでもないんだけど、やっぱりここに来て色々他を見比べる事が簡単にできるようになると、日本の教育って諸外国のそれよりかなりビハインドなところが多い気がする。(日本の教育って、画一的な評価基準やカリキュラムがあって生徒一人ひとりの個性を伸ばす環境が限られると思う。けどアメリカやオーストラリアや北欧諸国だと学力や個性に応じた柔軟なカリキュラムがたくさんあって才能や興味を伸ばすアプローチをとってもしている印象。)人ってそれぞれ違うんだよね、それを一律で『きれいにちゃんと』を徹底しすぎている、そこに重きを置きすぎている気がする。(勉強に限らずだけど)
ちなみにわたしは日本の教育をもっとアクティブラーニング(問題解決型学習)にシフトしてほしいのよね。(前にブログに書いたやつ)

今回これをテーマに書こうと思ってすぐに「同じ疑問持っている人きっといるな」と思ってググったらこんな記事が出てきた
「筆算に定規を使わないと×」に潜む、小学校教育への違和感」
このライターの方の疑問や違和感わたしもかなり共感できたので、お時間ある人読んでほしい。
最後の方に、

いまも、毎日のように、小学生の子どもたちは、漢字や計算の反復練習等に励んでいる。プリントや宿題の丸付け、添削で、教員はさらに忙しくなっている。では、機械に置き換わりにくい、思考力や創造力を育てる学習に、子どもも教員もたっぷり時間を取れているだろうか、と問われて、「うちの学校はバッチリです」というところは、おそらく少ない。

とあるけど、本当にそう思う。もうこんだけAIがどんどん進化して大人になればみんなスマホを持っていて、すぐになんでも調べられる計算だって出来るのに未だ計算機を使えず(諸外国はテストでも使えるところ多いよ)やり方さえわかればいいんじゃない?っていう類の計算、例えば3桁×3桁の筆算を鬼のように宿題に出されたり、ほぼ大学合格するためだけの暗記に時間を費やしすぎじゃないかな。

その小さなはじまりの一つが、この『ものさし』にこだわるところな気がするのはわたしだけかなぁ。

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この記事を書いた人

Mummy & Graphic designer

I live in the beautiful prefecture of Kochi, Japan. I’m married to a cheeky Australian and we have an energetic young boy. I’m interested in family time and enjoying nature.

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