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福本ブラザーズ

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今日は朝からお父さんと叔父さんとお仕事を一緒にしてきたよ。
2人ともほんと若い!2人そろってまだまだ髪の毛もふさふさだもんねぇw

今回は先月から少しづつ始まってるんだけどこの前バトラー家がお泊りで行っていた
足摺パシフィックホテルのレストランの家具を作る事になりそうなの。

前回現地を見に一緒に行った時に発覚したんだけど、このホテルができあがったちょうど
45年前くらいにもフクモト工芸がホテル内の家具なんかを作ったららしい。
そのころはおじいちゃんが現役でメインできっとお父さんは家具職人になってすぐじゃないかなぁ。

まだ解体しはじめたばかりだったけど、もう壊す作業は終わっていろいろと進み始めているみたい

今日は図面を見ながらどういうものがフクモトで作成が可能かというお話などなど。
みんなが知識がいろいろとあって経験がたくさんある人達だから横でお話聞いてるだけでも楽しかったよ。

その後は、是非工場を見てみたい!ということで工場見学。
わたし大好きなところ。
昔はここから向こうは行っちゃだめってルールがある場所があって(危ないから)
そこから先が行きたくて仕方なかったの覚えてる。

偶然、明日納品するらしいおもしろいお仕事があったよ。
どこかの神社で神様の何かを納めるものらしい。

きっと口頭でこういう感じでこんな目的のものを作ってほしいって依頼がきて
叔父ちゃんがイラストを描いて図面を起こしたんだと思う。
淳おじちゃんはほんとうに絵がうまくて今日のブログの4枚目の写真のおじちゃんちのリビングの
うしろに並べている額装された絵もほとんどおじちゃんだと思う。それかおじいちゃん。

都会にあるデパートの化粧品コーナーにある大きなカウンターだったり
学校の体育館にあるロッカーだったりの大物も作るし、こういう小さな細かい作業も必要な家具も作るし
ほんと木で作れるものならなんでも作るよ!ってよく言ってる。

インスタにも書いたけどひいおじいちゃんの代からやっている家具屋さんだから
もう100年以上続いているんだけど、この2人のあとは誰も後継ぎがいなくてきっとなくなるんだよね。

この機械なんてずっと現役で使ってるけどすんごい年代物らしいよ。
ほんとわたしが男に産まれていたらそういう2人の技術を引き継いでこのお仕事を継ぎたかったよ。
わたしと妹はやってみたいって何度かいったけど、危ないからってやらせてもらえなかったんだよね。

お父さんや叔父さんの技術や感覚やセンスや知識ももちろんだけど
後継ぎがいなかったり、テクノロジーの進歩で機械を使って安価に大量生産ができちゃって
受け継がれるべき伝統や文化や技術がこの世からなくなっていくのが本当に残念でならない。

考えちゃうなぁ。

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

Mummy & Graphic designer

I live in the beautiful prefecture of Kochi, Japan. I’m married to a cheeky Australian and we have an energetic young boy. I’m interested in family time and enjoying nature.

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