ひとりっこ

わたしがフィオンを産んだのが41歳の時ですでになかなかの高齢出産。

結婚してこどもが欲しいと思ってがんばってたけどすぐにはできなくて
といういか、わたしの場合は『不育症』って言ってある一定の時期になると
それ以上育たなくて諦めないといことが何度かあったの。

だから本当はフィオンの前と後で何度か妊娠してるけど何度も悲しい経験あり。

フィオンを妊娠中もすごい出血でもうダメかと思ったこともあったし
安定期寸前で子宮頚管無力症がわかって入院して手術して絶対安静の時期もあったり
思い起こせば私たちなりにしんどい時期やつらい時間を経てやっと産まれたフィオン。

その頃はひとりでいいからどうしてもこどもが欲しい！って思ってたのに
フィオンが出来たら、兄弟を作ってあげたいって気持ちがすごくできたのよね。
なんせうちは４人姉弟だし、その恩恵をたくさん感じているから。

けどどうしてもどうしてもうまくいかず結局少し前に諦めちゃったの。
そしたら最近、フィオンがまわりのお友達にたくさん兄弟がいる子がいるのに気づいて
やたらとベイビー欲しいなぁって言いだしちゃった。

これは申し訳ないと思わなくていいのかもしれないけど
わたしはどうしても申し訳ないと思ってしまって、言われるたびに
結構胸がギューッと苦しくなるの。
で、自分を納得させるためにひとりっこのお友達になんとなくひとりっこの良さを聞いたり
あと他のひとりっこの家庭を見てうちと一緒だって勝手に仲間だ！って共感してるのよね。

そんなタイミングで偶然『あの子はひとりっこだからね』ってネガティブな意味で
ある子のことをわたしに言ってきたお友達がいて
そのお友達は気づいていないけど、わたしはそこに心の中で敏感に反応してしまったの
だってうちだってひとりっこだから、世間からはそういうジャッジされてしまうんだぁってね。

思い起こせば、過去に絶対わたしもそのセリフでどこかの子供のことをジャッチしたことがあるのに
今は自分がそのことでいろいろと悩んでいるからそんな日常の会話も刺さる…
そこでネットでいろいろ調べていたら少し腑に落ちる事があったからここにコピペするね。

〈一人ッ子に独特な性格があるとすれば、長男にも、次男にも、あるいは末ッ子にも、
それがあるはずです。（中略）一人ッ子だからといって、甘やかしたり、同情しすぎたり、
そのことで親が子供に責任を感じすぎたりすることが、いちばん、いけないのです。
その点に関しては、子供は実に敏感なものです〉

ごもったもだ！って思った。
一人っ子を「かわいそう」にするのは親や周囲の偏見なんだって、確かにそうだ！

そして考えてみたら、『あの子末っ子だからねぇ』も聞くし『きょうだい多いから仕方ない』も聞くじゃんね
人はいろんなことに理由付けして色々言う生き物なのよね。
それ以外にも兄弟が多いメリットがあると同じで、ひとりっこのメリットもたくさんあるって気づいたし
そもそもわたしが罪悪案を持って接してるのが一番よくないってわかったよ。

なんかさ、40過ぎても日々気づきがたくさんあって固執した考え方に縛られたらダメだわぁってこと
本当にたくさんあるよね。
ただすべてに言えることは、ネガティブなことにひっかかってないでポジティブなことにフォーカスして
尚且つ直せることや考え方の違いでどうにでも変えられることは山ほどあるからそれを心がけよう！ってこと。

自分のことは結構簡単にポジティブに変換できて落ち込まないんだけどこどもの事はどうしても…
ってなってたけど、そもそもこーんなに元気で楽しいフィオンと
優しくて強いエメちゃんと一緒に人生楽しめてることが素晴らしことだしラッキーなのを忘れちゃいかん！

ただ、わたしたち夫婦の老後のことでフィオンがしんどい思いをしないように
いっぱい働いて、経済面では迷惑かけないようにするぞ！（←これは夫婦でいつも話す）
ということで、仕事にもどって稼ぎます！笑