意見と人格

金曜に突然起こった安倍さんの悲しいニュース。
その日は朝から忙しくて、夜もお友達が来ることになっていたからゆっくりニュースを見る時間もなく
翌日になって、改めて詳しい状況や内容が理解できて悲しさと恐怖がどっと来た。

次の日の朝、いろいろと現実がわかってきてその気持ちをストーリーに書いたんだけど
その時なんだか複雑な気持ちがあったのね
それが、わたしは政治的なスタンスでは安部さんをあまり指示していなかったの
だけど亡くなったことはすごく残念で寂しくて、それをどう表現すべきかとても迷ったのよ。
（今思うと、考えすぎだけどね）

日曜が選挙の投票日だったことも大きかったと思うけど、自民党を指示している風には聞こえてほしくない
けど、安部さんを人としてはとても好きだったことをどう人に勘違いされないで伝えられるか
（まぁそもそもその自分の感情をSNSに出す必要もないんだけどね）

そしたら今朝、わたしが入っているオンラインサロンで毎朝アップされるコラムで
その気持ちがすっきり解決する内容が書いてあったから少しシェアします。

（ほんとは丸々コピペしたいけど、今じゃ入会困難な有料サロンだからそれはできないので、
でもこれは今後知っておくと私と同じ感覚の人が絶対に生きやすくなるから知らせたい！）

そのタイトルは、『意見と人格は分けて考える』
内容は、Agreed to disagree（意見が食い違うことを前提として、議論する）の大切さ。

政治のこと以外でも、ワクチン推奨派、反対派などいろいろと人と意見が合わないことが沢山あるけど
それは単に意見の相違だけなのによくそれが「人格否定」に発展する傾向が沢山あるって。
（それってほんと今SNSで沢山見かける光景だよね）
特にアメリカなんかは小さい頃から学校でdebate（討論・議論）のクラスが沢山あって
「意見交換は何か？」を徹底的に叩きこまれるから意見と人格は別と体で覚えることができる。
けど日本はその習慣があまりないせいで、意見が違うだけなのにその人の人格をも受け入れなくなったりが
たくさんあるって書いてあったの。

まさにそれなのよね。
安部さん自体の人柄はとても優しそうでお育ちも良さそうで、奥様を大切にしていらして素敵な方
けど政策は好きじゃなかったから、安部さんを好きではいけない気がしていたの。
けど意見（政策）と人格は別だから、とても素敵な方を亡くしたと普通に悲しんでもちろんよかったわけで
なのに勝手に脳がそれを認めていいのか？って微妙な変なブレーキをかけていた気がする。

今朝このコラムを読んで、今までの自分のネガティブな考え方の癖を直せるきっかけになったし
知ったおかげできっと今後いろんなシチュエーションで人を苦手になることが減る気がする。
もしかしたら、そんなの当たり前じゃーんて人が多数かもしれないけど
わたしはまぁまぁ感情的に意見の相違でいろいろとジャッチしがちだったのよねぇ。

まぁでも意見が合う人でも苦手な人はいるからいろいろ難しいけどねｗ

今週は安部さん以外でも身近で悲しいできごとがあって、色々と考える事があったのだけど
この１週間でとても思った事は世の中がもっと人に寄り添えるやさしい仕組みになって欲しいこと
弱い立場の人や助けがいる人のことをもっと人が理解できる環境になってほしい。

日本はまだまだそういうところが遅れていて、残念な根性論も根付いているし
弱みを見せるのは恥ずかしいという感覚も普通にあるんだけど、まず根本的に人間は弱くて当たり前
だから助け合う、人に頼る、自分だけで解決しようとしないそれが当然の世の中になって欲しい。

今日の写真は、２年前の今日の写真。
この頃はコロナがはじまったばかりでこの先どうなるかととても不安だらけだったけど
２年後の今は猛烈な円安とインフレとウクライナとロシアでの戦争などなどで、もっと心配が増えてるよね。

フィオンが大人になるころで考えると、あと15年くらいかぁ
その頃までに日本や世界がもっと安心できて今よりはBetterになっていますように！