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アイルランドのおじいちゃま

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昨日の朝早くにアイルランドのおじいちゃまが天国に行きました。
フィオンにとってはひいおじいちゃん。

ナナにとってはお父さんなので昨日の夜の便でナナは急遽アイルランドに行っちゃったよ。

わたしたちがオーストラリアに来た時からすでに少し体調が悪くて入院していたのだけど
ほぼ毎日電話でお義母さんが話していたし、こんなにすぐにその日がくるとは思っていませんでした。

それにまさかわたしたちがパースにいる間にお義母さんがアイルランドに行くことになるなんて
思いもしなかったので昨日はみんなばたばた。

わたしたちはどこにも出かけずにできる限りお義母さんをサポートしてできる限り一緒に過ごしました。

そんなフライトまで数時間前の夕方少し落ち着いてみんなで上の階でエメちゃんの昔のおもちゃで遊んでいたら、エメが1989年にそのおじいちゃまからクリスマスに頂いたプレゼントが出てきたの!

もしかしてと電池を入れてみたらまさかの動きだして、そのゲームをフィオンが楽しそうにしている姿を見て、ナナがなんだかひいおじいちゃんと繋がって気がするわとたまらず涙していました。

そのタイミングで窓の外を見たフィオンが「レインボー!!!」って。
これが何を意味するのかしないのかわからないけど、なんだかわたしも胸がぎゅーっとなって涙がとまらなくなりました。

そのあとみんで空港に、いつもはわたしたちがお迎えに来てもらったり送ってもらったりするところに
お義母さんを送りに行ったのはなんだか不思議な感覚でした。

チェックインもすませて最後にみんなでコーヒーを飲んでいるときもフィオンはあまり状況を把握していなくて、というかあまり実感していなくてふざけたりiphone見たり。

でもエメちゃんは今週いっぱい一緒にいられると思っていたお母さんとのお別れが急に早まったので
とってもさみしそうでした。

そして時間になってナナとみんながお別れのハグをして最後のさよならを言っているところで
フィオンにとって突然現実的になったようで急にすごい号泣をしはじめたの。
「NO NO Nana don’t go please」って。

そして出発ゲートに入っていくナナをわたしの手を振り払って追いかけて行くフィオンを止めに行きながらわたしもエメも号泣。見えなくなってもずっとずっと泣き続けて、帰りの車でも「さっきここいナナいたのに、なんでもういないの?会えないの?いつ帰るの?」って。

フィオンにとって初めて体感するおばあちゃんは(わたしの母は亡くなっているからね)優しくて楽しくて大大大好きになっていたから急なお別れはフィオンには本当に悲しくて寂しかったと思う。

ナナはしばらくアイルランドにいるのでわたしたちがパースにいる間にももう会えないけれど
フィオンは帰ってくるまでここで待って、そのままオーストラリアに住むらしい。
昨日からずっと「ぼく日本語(日本の意味)には帰らんけん!」と言い続けてるからね…。

電話やFacetimeでしか話したことがなかったけど、毎年クリスマスカードを送ってくれて何かあるとお祝いおプレゼントもしてくれたおじいちゃんに一度も会えなかったのはとってもとっても残念です。
でもいつかフィオンとエメとアイルランドに必ず行きますね!

これからは天国でゆっくりしてください。
RIP 

 

 

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この記事を書いた人

Mummy & Graphic designer

I live in the beautiful prefecture of Kochi, Japan. I’m married to a cheeky Australian and we have an energetic young boy. I’m interested in family time and enjoying nature.

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